【子育て】いっぱい抱っこしよう|愛着障害について考える

育児

最近、「発達障害」という言葉をよく耳にするようなりました。

家庭では「●さんのお子さんは発達障害かもしれない」、職場では「●さんは発達障害だから、言うだけ無駄」などもちろん発達障害についての理解も必要ですが、個人的には、人それぞれの個性であり、何でも発達障害で片づけ、根本的な解決に向き合っていない気がして納得していませんでした。

そんな中、赤羽雄二さんが、人間関係におけるハラスメントなどの理解について、岡田尊司さんの書籍「愛着障害」を紹介されていました。

うつやパーソナル障害をはじめとする愛着障害に伴う様々な問題は、「愛着を軽視した合理主義社会における破綻」とまとめられており、特別なことではなく、私自身やほとんどの人に当てはまることが分かりました。


愛着とは

人間が幸福に生きていくうえで、もっとも大切なもの――それは安定した愛着である。愛着とは、人と人との絆を結ぶ能力であり、人格のもっとも土台の部分を形造っている。人はそれぞれ特有の愛着スタイルをもっていて、どういう愛着スタイルをもつかにより、対人関係や愛情生活だけでなく、仕事の仕方や人生に対する姿勢まで大きく左右されるのである。

岡田 尊司. 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~ (Japanese Edition) (p.2). 光文社. Kindle 版. 

抱っこをし、体を接触させることは、子どもの安心の原点であり、愛着もそこから育っていく。抱っこをすることで、子どもから母親に対する愛着が生まれるだけでなく、母親から子どもに対する愛着も強化されていく。何らかの理由で、あまり抱っこをしなかった母親は、子どもに対する愛着が不安定になりやすく、子どもを見捨ててしまう危険が高くなることが知られている。子どもが泣くと、すぐに抱っこする母親の場合、子どもとの愛着が安定しやすいが、放っておいても平気な母親では、不安定な愛着になりやすい。

岡田 尊司. 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~ (Japanese Edition) (p.19). 光文社. Kindle 版.

安全基地とは

愛着の絆が形成されると、子どもは母親といることに安心感をもつだけでなく、母親がそばにいなくても次第に安心していられるようになる。安定した愛着が生まれることは、その子の安全が保証され、安心感が守られるということでもある。ボウルビィの愛着理論を発展させた、アメリカの発達心理学者メアリー・エインスワースは、愛着のこうした働きを、「安全基地」という言葉で表現した。子どもは、愛着という安全基地がちゃんと確保されているとき、安心して外界を冒険しようという意欲をもつことができる。

岡田 尊司. 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~ (Japanese Edition) (p.32). 光文社. Kindle 版. 

愛着スタイル

愛着スタイルとは、対人関係での絆の安定性

  • 安定型:信頼している人は自分を愛していると確信している。率直で前向き。
  • 回避型:距離を置いた対人関係を好む。葛藤を避ける。
  • 不安型:終始周囲に気を使っている。対人関係が一番大事。
  • 恐れ型(不安と回避両方):疑り深く、被害的認知に陥りやすい

良い安全基地

  • 安全感を保証
  • 共感性
  • 求められた時に応じる
  • 安定性
  • 何でも話せる

まとめ(私がやること)

私自身に関し、本書付録の愛着スタイル診断テストでは、「不安ー安定型:愛着不安が強いが、ある程度、適応力があるタイプ」でした。本書を読みながら、薄々そんな気がしていましたが、母親には感謝しています。あとは自分の力で不安型への対策を理解して克服したいと思います。

また父親としては、子どもが幼児から成長するにつれて親元を離れていくことから、できる限り正しい愛着形成を行い、子どもが大きくなり、母親の抱っこが辛くなっていることから、ここぞとばかりに抱っこするようにしています。

最後に子の最も拠り所の安全基地である妻に関して、育児疲れが大きいところ、夫婦間での愛着形成を大切にしたと思います。

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