初めに
こんにちは。
私自身のキャリアにおいて、部署異動が多く専門家でないところ、得意分野・専門性が必要と感じつつ、一方でジェネラリストとして、知識の「幅」の増やし方、武器とする方法を学びたいと思い、本書を手に取りました。
また本書では、冒頭から子供における早期教育の専門性についての見解が書かれており、親として子の教育を考えるうえでもおすすめの書籍です。
幼児の親である私としては、自分自身のキャリアと子供へのアプローチの両観点で学びが多く、これも知識の「幅」なのかもと思いました。
良かったこと
ゆっくり学ぶ
何事も早く習得することは、能力が高く良いとされ、更には早期教育により、他の人に勝ることができると考えられますが、学習において安易にヒントを与え過ぎたり、早く答え・関係性を見出すよりも、一人時間をかけて深く考え抜くことが、学びが強化されるということが大切。
深く学ぶためには、 ゆっくり学ぶ必要があり、目の前の進歩は嬉しいのですが、早熟は本当の成長の妨げとなる。
マッチ・クオリティー(人と仕事の相性)について
学問やスキル(仕事)を学ぶことは、自分自身について学ぶことほど重要ではない。さまざまな分野について、学ぶことは教育の中心である。
仕事や生き方の好みはずっと同じではない。なぜなら、人は変化するから。
そして、自分が何になりたいのか、「まず行動、それから考える」長期計画ではなく短期計画的に試して学んでいく。
まとめ
子供に対して、多少早熟を期待していたかもしれません。親が成果を期待し過ぎずに、好奇心のままに、ゆっくりと学ぶことができるよう親としては見守りたいと思います。
自分自身に関しても、時代も変化と共に私の価値観の変化も感じるようになっていることから、今後とも幅広い知識を身につけるべく、思うがまま行動し、経験を積み重ねていきます。
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